ゴキブリの種類とゴキブリ対策
ゴキブリは、ほとんどの方が嫌悪感を示す存在ということもあり、ご存知ないことが多いのではないでしょうか。ゴキブリは、昆虫綱ゴキブリ目のうちシロアリ以外のものの総称であり、シロアリなどの害虫も実は系統的にはゴキブリ目に含まれます。
またカマキリ目と合わせて網翅目であり、ゴキブリ亜目とすることがありますが、その場合のゴキブリはゴキブリ亜目となります。こちらではさらに深く、ゴキブリ対策のために、日本に生息するゴキブリの種類についてご紹介します。
クロゴキブリ
体長2〜3cmで黒くアブラっぽいツヤと黒光りする大型のゴキブリで、ほぼ日本全国で見られます。雑食性で自然界では主に朽木などを食し、好んで民家に侵入しあらゆる物を食べ、繁殖するため屋内害虫とされ、木造の日本家屋やコンクリート造りのアパートなど、住居に多く生息することがあります。
卵鞘は長さ1cm、幅5mm程度のサイズで、色は黒褐色、草の実やボタンに見紛うような見た目です。ゴキブリは本来熱帯性ですが、近年の温暖化とビルや家屋の高密閉度化が、生息地の北上を招いているのが現状です。
チャバネゴキブリ
小型で赤褐色や黄褐色のゴキブリで、成虫でも1cm〜1.5cm程度です。ゴキブリ全般の中では比較的小さい部類になります。暖房設備の整ったオフィスビル、飲食店、ホテルなどに多く生息していることがあります。
年中が繁殖期で産卵数が多く、そのサイクルも非常に短い期間で、一度の産卵で作った卵鞘には40〜50個の卵が収納されており、メスはそれを自分のお尻につけたまま生活します。孵化し生育したチャバネゴキブリはそこからさらに150日程度は生き続けます。
ワモンゴキブリ
成虫の体長は40〜48mmに達し、屋内性のゴキブリではもっとも大型種です。
寒さに弱く、20℃以下では活動できないため、日本では九州南部から南西諸島や沖縄に分布しています。
しかし、近年では家庭暖房の発達で全国的に屋内で見られるようになり、少ないながらも北海道での生息も確認できています。 成虫の寿命は長いものでは約3年以上に及びます。
熊本市にあるビルメイトは、ゴキブリ駆除作業やゴキブリ対策、害虫駆除、防除の専門業者です。飲食店はもちろん、食品工場のゴキブリ駆除も承っております。 費用や料金につきましては、ご相談も承っておりますので、害虫駆除、防除ご希望の方はビルメイトに是非お任せください。
|